会話のネタに困ったら

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会話のネタに困ったら　目次

緊張！初対面での会話

婚活で、初対面または面識の少ない相手とデートする時の会話には緊張します。

自己紹介が終わり、次に何を話そうかと悩む人も多いと思います。
話の旨い人は本当にうらやましい。異性、同性にかかわらず相手の心の中に入って行き、デートの会話を弾ませることができる人です。

初めての会話-02

しかし、ほとんどの人にそんな才能はありません。（本人は話上手だと思っていても、相手にとっては
ただのお喋りと思われている場合も少なくありません。）

但し、婚活の場合、結婚するのは二人です。デートの会話が必要なだけで、高等な会話術は必要ありません。

目の前のただ一人に語り掛ければいいのです。
なんとか自分を分かってもらえる程度の会話力、会話ネタがあればいいだけです。

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会話術の使い方

例えば「きどにたちかけし衣食住」という会話術が、会話のネタに困った時に役に立つと言われています。

夕方海辺の二人

き：季節の話題

ど：道楽、趣味の話題

に：最近起こったニュースの話題

た：旅の話題

て：テレビの話題

か：家族の話題

け：仕事の話題

衣食住：衣食住に関する話題

これらの話題を取り上げて会話に入っていけばスムーズに話が進む、という会話術テクニックです。
デートの会話でもこれが使えます、と言うと賛否両論があります。

使い方を誤ると、上っ面の話で終わってしまって、かえって相手に嫌われると言う人もいます。
しかし、この方法でも、使い方によっては有効な手法に成り得ます。

何も考えず、「きどにたちかけし衣食住」を順番に喋ればなんとかなるでしょうか？このノウハウも直線的に使うだけでは生かせません。

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婚活トークと営業トークの違い

営業マンの営業トークなら、会話ネタとして直線的にこの方法を使う手も有りかもしれません

「今日は、風が強くて寒いですね・・」
「今朝ニュースで見たんですが・・」
などと最初のとっかかりをつかみ、場を持たせてから、「ところで、例の契約の件ですが・・」などと、本題へ入って行きます。

テクニック見え見えで、決してうまい方法とは言えませんが、相手もある程度分かってくれてます。
何より、営業マンはその後の本題での交渉トークの方が重要です。

営業マンでも「きどにたちかけし衣食住」からいつまでたっても抜け出せず、本題に深く入り込めない人（実力が無い人？）がいます。

挙句の果てに、新規開拓の相手ににもかかわらず
「細かい事は置いといて、まずは夕方一杯いかがですか・・」
などと接待攻勢に持ち込もうとする人がいますが現在では、敬遠されるパターンです。
接待に厳しい会社の担当者なら、そんな営業マンの言うことはまともに取り合ってくれません。

一方、デートの会話においては、営業とはかなり違います。
営業マンのように、その後の交渉事項はありません。二人の会話そのものが本題なのです。会話ネタ、話方を通して相手を知ろうとすることが本題以外何物でもありません。

どんな会話ネタでも、おろそかにしないよう意識しましょう。
それが、相手に対する誠意、熱意として伝わるはずです。

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会話術の実践例

「きどにたちかけし衣食住」、の実践例を紹介します。

この会話ネタを出す時は、特に、相手の反応を注意して観察する必要があります。

「きどに・・」のどの部分で相手の反応が少しでも変化するか見て下さい。

「き」（季節）の話題で興味を示す人

季節⇒気象現象と考えることもできます。気象のことは誰でもかなり関心を持って、気にしています。
近年は、アレルギー物質（花粉、PM2.5など）の飛散が、気象現象と大きく関係していることが分かってきているので、男性でも女性でも季節（気象）の話題は乗ってくる人が多いと言えます。

単純に「今日は暑いですね」「寒いですね」ではなく、
「今日はポカポカ陽気になってきてますね、なんだか花粉の飛散量が多いみたいですね。私、少し花粉アレルギーでこの季節苦手なんです・・」

「中国から黄砂が飛んできてますが、それに混じってPM2.5も多いようですね、PM2.5はこれからどんな影響がでるか分からないだけに、いやですね・・」など話題にすれば、

「実は私も少し花粉アレルギーで・・」などと思わぬ方向へ話が発展することもあります。

現代は多くの人が、自分にも少しは何かのアレルギーがあると思っていますから、初対面でもそんな立ち入った話にはなりません。
意外と、健康談義になったりする可能性もあります。　　

バラとリング

「ど」（道楽、趣味）の話題は王道で、かなり盛り上がり易い

テクニック以前の王道の会話ネタです。もし、二人の趣味が同じなら、話は尽きないでしょう。
全く同じでなくても趣味のカテゴリーが同じならしめたものです。

但し、いきなり自分の得意カテゴリーについて、延々と語るのは良くありません。
まず、相手のカテゴリーについて知りたいという興味を示すことが先決です。

例えば音楽の趣味で、一方がJ-POP、もう一方がJazzボーカルが好きなら

「その音楽は良く分からないから、教えてほしいんですけど・・」と話を持ち掛ければ、よほどのことが無い限り相手は喜んで自分の得意な音楽のカテゴリーのことについて説明してくれるはずです。

好きなカテゴリーが同じだから、相手は自分の理解者だと勘違いしてはいけません。

間違っても自分の趣味を相手に押し付けるような喋りをしてはいけません。

こちらから相手のカテゴリーを理解しようと質問してみるか、相手から、こちらのカテゴリーについて
「何か教えて欲しい」と聞いてくるのを待つのが得策です。

どうしても自分のカテゴリーを相手に分かって欲しいなら「こちらの好きなカテゴリーについて聞きたくないですか？」と聞いてみて、相手の反応を観察して下さい。

二つ返事で「知りたいから、説明して下さい」とくれば少々詳しく説明してもOKです。
その後、相手も質問してきて、会話は盛り上がるはずです。

しかし、返事が
「・・・（しばし沈黙）そうですね・・」程度の反応ならさらっと説明して、あまり深入りしない方が良さそうです。

話がうまく盛り上がったら、「次には、二人で関心あるアーティストのコンサートを聞きに行きましょう・・」などと、話が膨らんでいく可能性は高いと思われます。

ニュースの話題はちょっと注意

「に」（ニュース）の話題はどうでしょうか？
これは、デートの会話ネタなのでそんなに深刻でない内容を取り上げた方が無難です。

男性と女性ではニュースでも関心持つ分野がかなり異なるのでちょっと注意が必要です。

男性が興味深いニュースは、どうしても仕事に関係ある分野、政治、経済、またはスポーツのニュースなどです。もちろん100%とは言えませんが・・

電車の中で日経新聞、スポーツ新聞を読んでいるのはほとんど男性です。

よほどのキャリアウーマンでない限り、女性が興味を持つニュースは、もっと身の回りに近いこと、生活、美容、健康、そして芸能ゴシップニュースです。女性週刊誌の内容を見ればそんなニュースが満載です。

芸能ゴシップは男女共通の会話ネタになりやすい

男性も芸能ゴシップニュースがかなり好きという人は多いです。タイムリーな芸能ネタがある時は、話題にするといいと思います。

芸能ネタはデートの雰囲気をリラックスさせる効果はあるかもしれませんが、なんとなく時間つぶしで、、上っ面の話で終わってしまう可能性も無いとは言えません。

二人とも勉強家で、思いがけず政治、経済ネタで盛り上がるなんてことがあったら最高でしょうが・・・

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相手の反応に注意

デートの会話ネタの「きどにたちかけし衣食住」、その他どんな話題でもいいので、とっかかりを作ったら、その話を聞いた相手の反応を、下の①から⑤のどれに相当するか観察してみましょう。

①かなり興味を持って、共感してくれたか

②少し興味があって、さらに深く知りたい思ってくれたか

③今まで興味はなかったけど、これからは少しでも理解しようとしてくれたか

④興味はないけれど、相手の言うことだけは聞こうと努力してくれたか

⑤興味はなさそうで、早くその話題をやり過ごそうとしているのか

結婚観が大事

相手の話題に興味があるということは、相手自身にも興味がある可能性が大きいです。

①から④までなら、後の努力次第でなんとかなる可能性があります。

⑤はあなた自身にあまり興味が無い可能性が高いので、要検討です。

このように（あくまで例え話です）、会話は相手との親近感を測る道具であり、相手の本質を知るための最上の方法です。

話が一方通行にならないようにだけは気をつけましょう、そうすれば何とかなります。お互いに近づこうと考えている二人ですから。

全ての話題に共通する本当のテーマは二人の恋愛観、結婚観が合っているかどうかであって、本題をそれた会話は、単なる言葉遊びになってしまいます。

たどたどしい話し方でも構いません、相手の心に答えようとしましょう。

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手を取り合って

婚活で、初対面または面識の少ない相手とデートする時の会話のネタ、重要性について