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真面目な男女が・・
婚活は基本的には真面目な男女が、結婚するための出会いを求めて、真剣な気持ちで行うものである、と考えれば、トラブルは起きにくいと考えられます。
しかし、実際は数々のトラブルが起こっているようです。
例を上げると、以下のようなものです。
既婚者の偽登録は詐欺罪？
男性が既婚者なのに独身と偽って、結婚相談所、婚活サイト、お見合いパーティなどに登録することがあります。既婚者が独身と偽って、これらの婚活システムに参加することは、罪に問われません。
登録した既婚男性が登録している女性と交際し、男女の関係になっていたとしても、罪には問われません。女性の貞操はお金などと異なり、財物にならないため、詐欺罪などで訴えられないそうです。
女性からお金、財産等を騙し取ると、初めてその時点で罪になります。
偽独身者排除のため、大手のしっかりした結婚相談所などは、会員登録の際に、独身証明書を提出することを義務付けています。
独身証明書は本籍のある市区町村役所（役場）で発行されるもので、戸籍上は独身であることを証明する書類です。
独身証明書を偽造すれば犯罪行為となり、女性が訴えれば、登録していた結婚相談所から、なんらかの損害賠償を請求される可能性があります。
結婚相談所、婚活サイト、お見合いパーティなどに参加登録する前に、独身証明書提出を義務付けているかチェックすることは重要です。
遊びの交際目的
社会的地位の高い職種（医師、弁護士、大企業社員など）の男性が、女性との肉体関係目的だけで、結婚相談所、婚活サイト、お見合いパーティに登録していることがあります。
そういった職種の男性はモテます。そして複数の女性と並行して付き合います。しかし、結婚する気がないので、そのうちにうまく理由を付けて別れ、次々と違う女性と付き合って行きます。
これも女性の貞操は財物でないことから、詐欺罪などには問われません。ただ、女性が深く傷つけられたと訴えると、名誉毀損とまでいかなくても、人格権侵害ということで、慰謝料が請求できることはあるようです。
そして、その気が無くても、女性と口先だけでの軽い気持ちで、婚約していれば、婚約破棄が認められ、高い確率で慰謝料の支払いが認められます。このケースは独身証明書が提出されていれば、全く防ぎようが無いため、難しい問題です。
対策としては、登録時に、優秀なスタッフが担当してコンサルティング、フォローをしっかり行うことによって、このような、遊び目的の男性かどうかを見極め、排除することが有効です。
大手の結婚相談所は、そのようなコンサルティング、フォロー体制がしっかりしていて、安全です。
高額プレゼント請求
結婚相談所で知り合った女性のことを、その男性は、好みのタイプの女性であったので付き合うことにしました。しかし、その女性は実は「デート商法」グループのメンバーで、グループ内のメンバーが経営している宝石店に連れていかれ、高額なネックレスをプレゼントさせられました。
実はこのネックレスは安物で、騙されたというケースもあるようです。
その他、結婚してから新居に飾る絵画が必要などと、高額な絵画をクレジットカードの分割払いで購入させる手口などもあるようです。購入してから8日間のクーリングオフ期間は、親しく連絡を取り合いますが、その後は、連絡がなくなります。
女性の素性についてもやはり、コンサル、フォローしてくれる体制が必要です。
信頼できる組織を選択
結婚前提に付き合い始めたが、そのうち気持ちが冷めてしまい、「付き合うのを止めたい」と女性に切り出したところ、女性が「私を弄んだ、そのことを会社にFAX、メールなどで連絡する。いやなら手切れ金、数百万円払え」などと、言われるケースもあるようです。
この場合、女性がハッキリ言ったと証明できれば、脅迫罪、恐喝罪で訴えることはできます。
しかし、裁判沙汰になったら、会社にも知られてしまう可能性は高いでしょう。
これまでの例のように、婚活していると数々のトラブルに遭遇する可能性があります。
ここに載せているのはほんの一部です。
また、上の例は一例であって、男性女性が逆になる場合もあります。
軽い出会い系サイトなどでは、悪質セールスマンがノルマ達成のために登録していて、高額でマンションを購入させられた、などもっと悪質な例も出てくるようです。
トラブルを出来るだけ回避するするには、
信用できる結婚相談所、婚活サイト、お見合いパーティ等の組織を選んで登録することをお勧めします。
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